第37回日本ハンドボールリーグ 第5節

第5節が長崎県の佐世保市体育文化館で行われ、今シーズン最初の大会である社会人選手権で優勝し、日本代表選手が数多く在籍する大崎電気との対戦になりました。

試合の入りがいつもより悪く、持ち味のDFが機能せず大量リードされ前半を終了。

後半も、その差を縮めようと、ケガから回復している主将の水野裕紀と東長濱を中心とした速攻で得点を重ねていきましたが、相次ぐパスミスやシュートミスなどから差をあけられてしまい、結果、19対34の大差で敗れました。

水野裕紀の復帰は明るい材料であるが、チーム状態が万全ではなく、各々怪我を抱えながら戦っておりますが、試合に出場している以上、お客さんに最高のパフォーマンスを見せなければなりません。

その点を、各選手がもう一度確かめ合って、今週末に控えるトヨタ自動車東日本戦に向けて準備していきたいと思います。

ここ数試合、フラストレーションがたまる試合展開が多く、ファミリアの皆様には非常にお申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今週末の試合が終われば、1週間あいてのホーム開幕戦となりますので、ホーム戦をいい状態で迎えられるように今週末の試合は是が非でもいい試合をしたいと思っております。

応援していただいたファミリアの皆様、ありがとうございました。

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大崎電気 34 (17- 9, 17-10) 19 琉球コラソン

『大崎が琉球を圧倒し開幕4連勝』
 大崎は石川のステップシュートで先制。一方、琉球はフリースローのパスから連のシュートが決まり1点目。大崎は速攻から岩永のシュートで連続得点。琉球はセットプレーからの得点をあげるものの序盤から退場者を出すなどして得点差が広がる。大崎は琉球東長濱にマンツーマンディフェンスに出る。この作戦で攻撃のリズムをうまくつかめない琉球に対して大崎は得点を重ねる。流れを変えたい琉球は開始15分チームタイムアウトをとるが、退場者も出しなかなか得点差を縮めることができない。琉球は東長濱が加点するも大崎はGK浦和のファインセーブ、宮﨑のゴールでさらに勢いにのる。この流れのまま17対9で大崎がリードして前半終了。
 後半は大崎が速攻からのゴールでスタート。琉球はセットプレーから得点するが、大崎はクイックスタートからの素早い攻撃とワンマン速攻で得点を重ね、中盤では大崎のサイド豊田のスカイプレーで勢いを増す。琉球は大崎の攻撃のミスを生かして攻撃に転ずるが、大崎GK吉田の好セーブでなかなか連続得点につながらない。退場者を出した琉球は、チームタイムをとり立て直しを図るが、隙を見せない大崎は、堅いデフェンスから速攻につなげ、その勢いは止まらない。終盤、大崎が退場者を出した際に得点を詰めていきたい琉球だったが、連続得点で差を縮めることができず、試合開始から勢いの止まらない大崎が34対19で琉球をくだした。
このゲームで大崎の宮﨑がリーグ通算700得点、琉球の東長濱が400得点を達成した。

【第37回日本ハンドボールリーグ 第5節】
日時:2012年9月29日(土)14:00~
対戦:トヨタ自動車東日本(新規参入)
場所:墨田区総合体育館(東京都)