浦添市ハンドボール王国祭り２日目

９日（日）は琉球新報ゲームとして、トヨタ自動車東日本と対戦いたしました。

コラソン主体でのぞんだ１０月の長崎国体にて敗戦した相手であり、前日には強豪の湧永製薬を撃破した今最も勢いのあるチームです。

序盤から、相手のフローター陣の連携にＤＦが対応できず主導権を握られたまま試合が進んでいきます。
相手の高めのＤＦに対し、スピーディーな展開のボール回しなどをさせてもらえず、なかなかリズムを掴むことができませんでしたが、１０分を切ったところから体を使い、相手の退場を誘いながら徐々にリズムを取り戻し、ＧＫ内田の好セーブもあり逆転することに成功し、１５－１３とリードで折り返します。

これまでの試合では後半失速し逆転を許してしまう試合展開が多かったですが、この日のコラソンは違いました。
この試合を落とすとプレーオフ進出も危ぶまれる試合だっただけに絶対に勝つんだという闘志が試合に出ているメンバーベンチを含めチームから出ていたと思います。

開始から連続得点でコラソンペースに持ち込み主導権を握ると、相手のノーマークシュートを再三にわたり防いだＧＫ内田の活躍もありトヨタ自動車東日本に付け入るスキを与えず、ＯＦでは東長濱・水野裕紀を中心としたパスワークから棚原がゴールを決めるという流れができ、終了間際には松信が連続ゴールを奪い、２９－２５で浦添市ハンドボール王国祭りを連勝でかざることができました。

苦しい試合展開ではありましたが、約２０００名のファミリアの皆様の後押しと粘りのあるハンドボールができたことが勝因だと思っております。

ようやくチームとして戦えたゲームなだけにこれを機にさらに連勝街道へと進んでいければと思っております。

琉球新報社様から本日のＭＶＰとして７ｍＴスローを含む１１得点をあげたＮｏ．１棚原選手にＴポイントと島草履が贈られました。

また、この試合にてＮｏ．３３東長濱選手が通算５００得点を達成致しました。

次節は、１１月２４日（月）１４：００～　沖縄市体育館にて全勝のトヨタ車体と対戦いたします。
リーグ屈指のフィジカルを持つトヨタ車体を相手に勝利することができれば大きな１勝となり、目標の日本一にもグッと近づく大事な１戦ですので皆様是非会場へコラソンメンバーの応援をよろしくお願い致します。

浦添市ハンドボール王国祭りにご来場いただきまして誠にありがとうございました。

※１１月４日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。

※１１月４日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。

《以下、日本リーグＨＰ戦評　抜粋》
琉球コラソン　　29 (15-13, 14-12) 25　トヨタ自動車東日本
　『琉球コラソン、攻守で粘り勝ち』
　東日本のスローオフで試合開始。序盤からお互いアグレッシブな攻守で緊迫した試合となる。4番山田のシュート等、多彩な攻めをみせる東日本のリードで試合は進むが、25分過ぎからキーパー内田の好セーブからの速攻等で得点を重ねたコラソンが、2点リードで前半を折り返す。
　両チームGKの好セーブで試合は進むが、好セーブからのチャンスをものにするコラソンが序盤リードを広げる。その後、一進一退となるが、GK内田の好セーブが続くコラソンが、東日本の攻撃をしのぎ、4点差で勝利した。