日本ハンドボールリーグ第8節

10.11日にANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)にて開催されました日本ハンドボールリーグ-浦添市ハンドボール王国まつり-の結果となります。
10日(土)は、前節1点差で敗戦した湧永製薬との対戦となりました。

大会冠スポンサーのエールクリエイト様との記念写真を撮影いたしました。

エールクリエイト 常務取締役 伊敷 義一様の7mTスロー始球式を行い、No.18名嘉選手へ試合球の贈呈。

湧永製薬の沖縄県出身の東江選手に花束の贈呈がありました。

先制したのはホームのコラソン。相手のサイドシュートをGK内田がファインセーブし、そのボールを速攻でつなぎNo.11堤がしっかりとゴールを決めます。対する湧永製薬は、高く上がったコラソンDFの背後にポストが絡みゴールを奪います。失点後、すぐに攻撃に転じますが、ミスをしてしまいそのまま連続失点となるコラソン。高い湧永のDFに対して早い攻撃でパス回しから得点機会をうかがいたいコラソンですが、シュートシーンにしっかりと壁を作られなかなかゴールを割ることができません。その間に湧永はエースプレーヤーがコラソンの隙をつき外から連続ゴールを奪い流れは湧永製薬へ。コラソンは、今日がデビュー戦となったNo.10俣野がミドルシュートを決め会場、ベンチを盛り上げます。しかし、この日のコラソンDFは外からゴールを決められ、外につり出されたDFの裏のスペースを利用されたりなど後手後手になってしまい守りから速攻でリズムを作るコラソンのプレーができません。前半終了間際にNo.24三村が速攻から個人技で得点を奪い、8-15と大きく差を広げられての折り返しとなりました。
後半にのぞみをかけたいコラソンは、立ち上がりからNo.17浅井のサイドシュート、No.7石川のミドルシュートなどで流れを引き戻しにかかります。後半9分には、沖縄県出身者の東江選手の7mTスローをGK石田がファインセーブをし会場が大きく盛り上がります。流れを引き戻したいコラソンですが、一進一退の攻防が続きなかなか差を縮めることができません。しかし、後半13分にルーキーコンビのプレーでNo.10堤がサイドからスカイプレーで得点しここからコラソンムードとなります。GKも内田から石田に代わり、追い上げとなるセーブを連発。No.10堤のゴールから怒涛の7連続得点で20分にNo.7石川のゴールで20-21と湧永製薬の背中をとらえます。高めのDFで湧永製薬の攻撃を封じますが、湧永製薬も同点に追いつかせない気迫でゴールをこじあけます。コラソンは、25分にNo.17浅井のサイドシュートで1点差においつき、26分に、パスカットから絶好のチャンスでノーマークとなった浅井でしたが、ここで相手GKに阻まれ同点に追いつくことができません。逆に、27.28分と相手にゴールを決められ万事休す。29分にNo.23佐藤のステップシュートで盛り返しますがタイムアップとなり22-24で連敗脱出とはなりませんでした。

◇この日がデビュー戦となったNo.10俣野

◇速攻、サイドシュートなど追い上げとなるプレーを見せたNo.11堤

◇7mTスローを含む好セーブ連発で湧永製薬を苦しめたGK石田

※撮影:屋良 尚平