全日本総合選手権大会‐2回戦‐

コラソンは2回戦からの出場となった全日本総合選手権大会。
1回戦でHONDAを下した日本大学との対戦となりました。

立ち上がりは日本大学のDFに対しなかなか攻めきれませんでしたが、交代で入ったNo.20中村の活躍もあり16分頃まで4点リードを広げます。
しかしここからOFミスやシュートミスなどもあり得点がストップ
その間に、効果的得点を重ねた日本大学が逆点に成功。
残り2分間でも2得点され15-17と日本大学リードで折り返します。

自分達のやりたいプレーが出し切れていない前半を反省し、後半気持ち新たにスタートから飛ばしていこうと声を掛け合いのぞみましたが、2分頃から4連続得点されこの試合最大の5点差つけられる展開に
流れを引き寄せたいコラソンは、No.1棚原・No.33東長濱を投入しDFシステムも変更しました。
この交代が功を奏したのが連続得点から徐々に点差を詰め、12分頃に追いつき20分頃には逆転し完全にペースを取り戻しました。
残り10分は危なげない試合展開で33-30で逃げ切ることができました。

決して内容がよくない中で、勝てたことは大きいと思いますが、それだけの試合となってしまいました。
個人個人のミスが非常に多く、連携の部分でも相手の変則DFに対し突破口が見出せなかったこともこの点差に繋がっていると思われます。

しかし、No.13青木・No.20中村の活躍がチームの収穫になったのは間違いありません。

明日は、リーグ戦では2度も逆転負けを許している湧永製薬様との対戦となります。

苦しい試合展開になるとは思いますが、リーグ戦のリベンジをするべく、チーム一丸となって勝利にむけて頑張りたいと思います。

明日も応援の程よろしくお願い致します。

《日本ハンドボール協会 HP戦評より抜粋》
琉球コラソン 33 (15-17, 18-13) 30 日本大学
日本大学のスローオフで試合開始。日本大は2番水町、19番原の得点で2点を先制する幸先の良い
スタート。対する琉球コラソンも15番松信、23番水野の得点ですぐさま同点に追いつく。日本大はコラソンの高い
ラインの積極的なディフェンスに苦しむも、コラソンの2回の退場の糸口に前半10分で1点リード。その後一進一退の
攻防を繰り返すが、コラソンが20番中村の得点を皮切りに3連取。その後も得点を重ね、前半16分には10-6と前半
最大の4点リードを奪う。このままコラソンが試合の主導権を握ると思われたが、日本大は2番水町の3連取、GK1番
渡邊のファインセーブで再び同点に戻す。流れを変えたいコラソンは1番棚原、33番東長濱を投入しDFを6-0で
ディフェンスに変更。しかし、33番東長濱の退場もあり、流れを引き戻すことができず、前半17-15の日本大のリードで
折り返す。
 前半リードで折り返した日本大はその後も波に乗り19番原のミドルシュートなどで後半7分にはこの日最大の4点
リードを奪う。ここでコラソンは再び1番棚原、33番東長濱を投入。これで流れが変わり、コラソンは1番棚原の個人技
などで得点を重ね後半12分とうとう同点に追いつく。再びリードを広げたい日本大であったがコラソンのGK22番石田の
ファインセーブに阻まれ、なかなかリードを広げることができない。日本大が攻めあぐねている間にコラソンは13番青木の
サイドシュートで27-26とし、この試合久々のリードを奪う。後半22分1点リードを許した状況で日本大はたまらずタイム
アウト。流れを変えにかかるも、タイムアウト後流れをつかんだのは逆にコラソン。1番棚原、23番水野、33番東長濱を
中心としたオフェンスで着実に得点を重ね、追いすがる日本大を振り切り33-30で琉球コラソンが試合をものにした。