プレーオフ-セミファイナル-

初の出場となったプレーオフは21日(土)駒沢体育館にてリーグ戦無敗の大崎電気との対戦となりました。

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沖縄からもたくさんのファミリアに駆けつけてくださった晴れの舞台でコラソンメンバーがどう戦うか注目されました。

立ち上がりやや固さが見られた中で大崎があっさりと得点を奪い主導権を握ろうといます。
しかし、今シーズン個人タイトルの5冠を達成したNo.1棚原の得点を皮切りにNo.5村山No.21連のサイドシュートなどで徐々にペースがあがってきたコラソンが流れを引き戻します。
要所要所でGK内田が相手のノーマークシュートをセーブし流れを渡しません。
リードして迎えた残り5分
No.1棚原の退場により流れは大崎電気へ
終了間際にもゴールを決められ13-15の2点ビハインドで前半を折り返します。

後半は早々に追いつきスタートから走ろうと話し合い迎えた後半戦。
コラソンの思惑通りとはいかず、攻撃でのミスを速攻に繋げられてしまい重苦しいムードとなります。
しかし、雰囲気を変えたのはNo.331東長濱のパスカットからの速攻・No.20中村の速攻でした。
会場のボルテージも上がりこのまま追いつけるかと思われたのも束の間、またしても退場者を出してしまいリードを広げられてしまいます。
どうにか追いつきたい中で、No.1棚原・No.33東長濱で食い下がるも追いつくことはできず27-31で敗戦となりました。

終了ブザーを聞き涙する選手もいましたが、何よりも会場に駆けつけてくれたたくさんのファミリアの方からの激励の言葉に胸を打たれました。

今回、日本一の挑戦をセミファイナルで終えたことは悔しく思いますし、自分達のミスで勝負が決まってしまいということを改めて痛感した試合となりました。

チームスポーツという難しさを感じ、チャンスをもらえたシーズンだったと思っております。

コラソンの歴史に新たな1ページが加わりましたが、ここからがスタートです。
来シーズン以降、必ずこの舞台に帰ってき、忘れたものを次年度以降のメンバーで取りに行きたいと思います。

プレーオフ出場のために援助してくださったスポンサー企業様、Tシャツを購入してくださった皆様、また遠い沖縄、全国各地からコラソンの為に足を運んでくださったファミリアの皆様、今シーズンも熱い声援本当にありがとうございました。
来シーズンに向けて更なる飛躍を目指しチーム一丸ということを忘れずに挑戦し続けていきたいと思います。
今後とも琉球コラソンをよろしくお願い致します。

※3月8日の琉球新報様の新聞に掲載していただきました。
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※3月8日の沖縄タイムス様の新聞に掲載していただきました。
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(紙面の一部となりますのでご了承ください)

《以下、日本リーグHP戦評 抜粋》
大崎電気 31 (15-13, 16-14) 27 琉球コラソン
 『レギュラーシーズン1位大崎が4位琉球の果敢な挑戦をはねのける!』
 熱い二日間の戦いの火ぶたは、大崎17番植垣のシュートで切られた。コラソンは非常に高いディフェンスラインの3-3、対する大崎は0-6ディフェンス。両チーム激しいポジションチェンジからのカットイン、ロングシュートでゴールを狙い、10分4-4。両者堅実なディフェンスで一歩も引かず、ロースコアの展開、20分9-9。先に流れを掴んだのはコラソン。GK内田のファインセーブからの速攻などで2点差をつけるが、26分1番エース棚原が退場。ここで流れが変わり、大崎が着実に得点し逆転に成功、ラスト5秒で9番森の速攻シュートが決まり、15-13大崎リードで前半終了。
 大崎は開始1分、10番小室の速攻で3点差をつける。コラソンは1番棚原の個人技などで食い下がり、10分20-17。ここで大崎24番信太が退場、しかしGK木村のファインセーブでピンチを凌ぐ。このまま大崎が突き放すかと思われたが、コラソンは、15番松信のポストシュート、1番棚原の速攻の連続得点で、15分21-19と2点差に詰め寄る。両者、互角の戦いが続き、20分23-21。24分コラソンの退場で流れを戻した大崎は25番元木の7mや15番岩永の速攻などで着実に得点を重ね、31-27で終了。大崎のダイナミックな攻撃と、コラソンの果敢な挑戦は観客を魅了した。